lundi, mars 06, 2006

summa2.03.3

クワインがまちがってるところ
で、映画のマトリックスにすごく関係するところ
があります

p→qにそぐわないような経験eに直面した。
pを満たすが、qを満たさない。
そしたら、その推論を含む理論の全体が裁きにあう。

・経験e自体が間違ってた。
・論理θの根底にある論理Lが変だ。
・理論θに変なところがある。
・p→qという推論がただしいとされることが変だ。

一番したの「理論θでは、論理Lに従い、p→qという推論が妥当なものとして導出される」という判断
を改訂してみよう。とする。その改訂が良かったかどうかは、経験とのつきあわせにより、決定する。
そのあと、物事が矛盾しなければ、その改訂は良かった。

じゃあこの推論のやり方を改訂した場合と、そうでない場合の帰結を比較してみて、改訂した方がいいかそうでないか、確かめてみよう。

それで、改訂した場合、例えばAという結論が、でたとします。

そのとき、必ず、なんかの推論をしてます。「経験eに直面したら、p→qが無いんだから、こうなって、こうなって…Aという結論だ!」という具合に。
しかし、この「こうなって」が問題です。この「こうなって」というのは明かにある一つの推論です。その推論は、「理論θでは、p→qが否定されている論理Lに従い、○○というある推論のやり方が妥当なものとして導出される」というしかたで導かれています。問題はくり返します。ではこの「理論θでは、p→qが否定された論理Lに従い、○○というある推論のやり方が妥当なものとして導出される」という判断が正しい理由はどこにあるのでしょうか。クワイン流の全体論によれば、正しいと断言できる理由は一つもありません。

…じゃあまた、「理論θでは、p→qが否定された論理Lに従い、○○というある推論のやり方が妥当なものとして導出される」を改訂しよう。○○はもう無いんだ。その上で出た結論と、そうでない○○を用いて導かれた結論を比較して、どっちがより現実の状況と整合的か調べよう。

それで、改訂した場合、例えばBという結論が、でたとします。

そのとき、必ず、なんかの推論をしてます。「経験eに直面したら、p→qと○○が無いんだから、こうなって、こうなって…Bという結論だ!」という具合に。
しかし、この「こうなって」が問題です。この「こうなって」というのは明かにある一つの推論です。その推論は、「理論θでは、p→q・○○が否定されている論理Lに従い、△△というある推論のやり方が妥当なものとして導出される」というしかたで導かれています。問題はくり返します。では、この「理論θでは、p→q・○○が否定された論理Lに従い、△△というある推論のやり方が妥当なものとして導出される」という判断が正しい理由はどこにあるのでしょうか。クワイン流の全体論によれば、正しいと断言できる理由は一つもありません。

…じゃあまた、「理論θでは、p→q・○○が否定されている論理Lに従い、△△というある推論のやり方が妥当なものとして導出される」を改訂しよう… …以下無限に続く

1 commentaire:

Anonyme a dit…

これを無限にしないにはどうするか
そこがマトリックスと関係している
それがマトリックスという映画の主題だ
といってもいい
とおもいます