jeudi, novembre 23, 2006

evnine.01

1. 2.
・例えば,ジャングルに迷い込んだあなたが,言葉も,何も分かんない部族に遭遇して,殺されたり,つれてかれて何かされないために,敵だと思われないために,こいつらは何を話している?何をしている?何を考えている?ということを必死に探るときにやっていることを:根源的解釈.と呼ぼう.

・根源的解釈:①規範的解釈にしたがって進む.あと,②全体論的に進む.
・規範的原則:「フツーーーはこうだよね」ってことをしろって話.
・根源的解釈が規範的原則に従わなきゃなんないというのは「まあこんなおかしなことはやんないでしょう,ぐらいの想定を,フツーの想定をもって根源的解釈をやれ」ってことだ.
・信念を持つことそれ自体,もう規範的法則に従うことを意味する.
つまり,信念を抱いている限りにおいて,明白な矛盾をあえて信じたりとか,そーゆー類いのことはしない.
「ある生き物が命題的態度(信念)を持つなら,その生き物はほぼ合理的なのだ(essays on davidson:action and events1985)」dのかなり強固な主張.
・ある人に「こいつはこういうこと考えてるな」と,ある信念を帰属させる.それはなんでやるか.それは,「こいつがこう考えてると想定すると,なるほどこいつのとってる行動にうまくつじつまがあうな」てのがあるからである.こーゆーことを我々はしらずしらずやっている.こういうふうにして,心的状態が他の行為を正当化できるのだ.

②全体論的とは:
たとえば,相手が「突然踏み込んで来た俺に対して怒っている」と考えると全くつじつまの合わなくなるような行動をとり始めた(やさしく服を着せてくれたとか).でもだからって「こいつはおこってないんだ」と考える必要はない.他のとこに変更を加えれば,依然としてこの「怒っている」という信念を相手に帰属させ続けることができる.他に何らかの信念をもってたのかもしれないじゃんね.たとえば,「ほんとは怒ってたけど,俺をだまそうとしていた」「服を着せるのは生け贄のための儀式だった」とかね.ある証拠をもとにひとつの心的状態を指定して否定するのはむり.帰属させた信念の全体がさばきにあう(クワインのホーリズムと全く同じ).
「心的状態の帰属はまとめて行うしかない」と言っている.

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