1. 彼は毎週金曜にシンゴスターにいく.
2. しかし,今日は金曜であっても彼はシンゴスターにいかない.
なぜなら,今日は店が休みだから.
最後の「なぜなら今日は店が休みだから」は,1.の条件文が持っていた暗黙の前提を破壊する文である.
言い換えれば,1.が持っている言及世界とは異なる世界を構築する役割を果たしている.
その時,1.の言及世界において保証されていたpとqの関連は,もはやない.そのためpとqのことについて述べるのには何の妥当性もない.しかし発話者は,それまで存在していたpとqの関連への「思いが捨てきれない」,関連を「忘れることができない」(pとqは関連がある,しかし足りないことがあったのだ,と考える).
そして「pであってもqではない」と発言する.
譲歩「pであってもqではない」
それまで抱いていたpとqの関連についての信念を否定するような事実があり,そのことは事実として認める,しかし,もと抱いていたそのpとqの関連についての信念を捨て去るには忍びない,という話者の思考が現れたものである.
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では「pであってもqだ」はどうなるか?
考え:もと前提されていたことが「pならば¬q」で,そうじゃない事実があって,それを受けても,話者はpと¬qの関連についての信念を保持したままなので,「pであってもqだ」と述べる.
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2 commentaires:
このページ結構みてるから、暇なとき更新してね
sすまん、きづくのおくれまくった!
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