vendredi, décembre 23, 2005

summa.02.2

語の意味の特徴づけは、「その語が現れる文全体の意味への寄与」という観点からなされれないといけない。
「固有名の意味とは何か」という問いの答えは、
「それが現れる文の意味に対してどのような寄与をなすのか」についての答えになってないといけない。
文全体の意味に対する語の意味の寄与を明らかにすることで、
語の意味以外の要素で、文の意味に寄与しているもの、
つまり構造を明らかにすることができる。
・文脈原理がいうように語はそれが現れる文に対して、意味的な寄与をする。文全体に対する意味的な寄与として個々の語が意味を持つ故に、我々は既知の語からのみ成り立つ文については、それが初めて出会うヤツでも意味理解できるのである。
(初めての文でも理解できるようになるような、その文の意味に対する語の意味の寄与というのは、もっと具体的にはどのようなものか……??論理形式とか、カテゴリーとかかな)

文脈原理は意味の一般的説明に関わる:語の意味は文の意味の寄与
合成原理は個々の文の意味に関わってる:文の意味はそれを構成している語の意味と構造(論理形式、へ?これってなにー?L・Wとはちがうんすか?)の把握によって決定される。
一見反対のこといってる。でも別に。違う次元についての話だからそもそも。
意味の一般的説明においては文が第一義的(文脈原理)。個々の文の理解においては語が第一義的(合成原理)。

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